自転車が無い
ある日、自転車が自宅マンションの駐輪場から忽然と消えていた。
もちろん施錠はしていた。
マンションの管理シールを貼っていたので、管理会社が放置自転車と間違えて勝手に捨てるとは思えない。
ということは、誰かに盗まれた・・・
すぐに警察に盗難届を
自転車の盗難にあったらすぐに警察に盗難届を出した方が良い。
盗難届を出しておかないと、自転車ドロがどこかに乗り捨てた場合、所有者の責任になってしまい、自転車保管場所の保管料を請求されてしまう。(盗難届が先に出ていれば徴収されない。)
~盗難届に必要な物~
●防犯登録カード
登録カードは大切に | 一般社団法人 東京都自転車商防犯協力会
※防犯登録カードが無い場合
通常購入店で防犯登録するが、防犯登録所は1年~10年登録カードを保管する義務があり(県や自転車組合によって期間が異なる)、保管期間内であれば購入店に確認すれば教えてもらえる可能性がある。
私も登録カードを紛失しており、購入店に教えてもらいに行った。
大手自転車チェーン店だったので、パソコンで管理していると思っていた。
名前とかで検索を掛ければすぐに番号を教えてもらえると思ったのだが、登録カードをそのまま保管しているだけのようで、正確な購入日が分からないと件数が多いので3.4日かかると言われてしまった。
通常何事も無く保管期間が過ぎて廃棄するだけの紙なので、わざわざパソコンに入力する必要性など無いのだろう。
警察には必ずしも防犯登録カードを提出する必要は無く、番号を伝えればOKだが、防犯登録カードのコピーを防犯登録所からもらった方が良い。(理由は後述する)
●身分証(免許証など)
●印鑑
盗難届は最寄り(管轄の)交番または警察署へ
昔自転車盗難にあった時に最寄りの交番に盗難届を出したことがあるのだが(保険金の手続きはしていない)、自転車の購入価格を聴取された際、「5万円です」と答えたところ、交番のおじさんに「あのね、自転車で5万円もするわけないでしょ!」と謎の𠮟責をくらった。
実際5万円以上で購入した自転車で、むしろ安く申告してるくらいなんだけど・・・
「5万位しました・・・」と言っても「そんな高い自転車ない」と聞き入れてもらえず、もう一人のお巡りさんが「5万円位する自転車ありますよ」とフォローしてくれ、無事に聴取は終了した。
その時のトラウマで交番に盗難届を出すのが嫌だったので、今回は警察署に行くことにした。
ツレに車で送ってもらう関係でアクセスが良く駐車場がある隣の地域の警察署に行った。
聴取後盗難届は無事受理されたが、管轄の警察署に引き継ぐとのことだった。
最初から管轄警察署に行けばもしかしたらその場で受理番号をもらえたのかもしれない。
2人の警察官から管轄違いを指摘され、怒られはしなかったが「なんでこっち来たの?」と聞かれ申し訳ない気持ちになった。
不便でも管轄の警察署に行くべきだった。
住宅保険の盗難補償
昔、自宅に泥棒が入ってパソコンなど盗難被害にあったことがある。
賃貸アパートの住宅保険を使って保険会社から保険金がおりた。
過去に2回自転車盗難にあっておりその時は保険金のことなど思い付かなかったのだが、敷地内の駐輪場に置いていた自転車は、マンションの住宅保険で補償してもらえないだろうか?と疑問に思った。
住宅保険のパンフレットを読むと、「車・バイクは対象外」と書いてあったが、自転車については記載がなかった。
車は自動車保険の管轄、バイクは車両保険に入っていても対象外のことが多いらしい。
保険会社に連絡
加入している保険会社の事故受付センターへ連絡すると、以下4点の準備を依頼された。
1.自転車防犯登録カード
2.損害額の根拠となる資料(領収書等)
3.盗難被害場所の写真
4.盗難届受理番号(後日管轄警察署に電話すれば教えてもらえる)
その後「保険会社から書類が届く⇨必要事項を記入し必要書類を同封して返送⇨保険金入金」という流れとなり、今回無事に保険金をいただくことができた。
今回の件では、保険会社に連絡してから入金まで3週間ほどだった。
防犯登録カードもレシートも無い場合、防犯登録所に問い合わせ、自転車防犯登録カードのコピーがもらえるよう依頼した方がスムーズに進むだろう。(※保管期限切れの場合あり)