偽カートリッジ対策のため2023年4月からリクシルのカートリッジが直販化されてしまいました。
これにより、家電量販店などのネット販売で安く購入することができなくなりました。
リクシルの購入サイトを見ると、安い販売店と比べ送料込みで2000円~3000円ほど高い印象です。
他店のネット販売では、まとめて購入するとさらに安くなるということがありましたが、リクシル直販では一度に3本買おうが6本買おうが、まとめ割のようなものがありません。(若干安くなる定期購入は有り)
カートリッジをお高いリクシルから購入するしかなくなり、消費者にとっては大幅値上げも同然。
リクシル直販価格⇩
スタンダードタイプ
カートリッジ品番:JF-21


引用 https://store.lixil.co.jp/cartridge/allinone_jf2.html
我々消費者に購入店舗を選ぶ権利はないのでしょうか・・・
実は家電量販店からカートリッジを手に入れる術がまだあるのです。
下の商品はリクシルキッチン混合水栓用 取替浄水スパウト JF-SE6。
リクシルのノーマルな蛇口を浄水タイプに交換できる商品ですが、カートリッジが1本付属しています。

これを「コジマYahoo!」店で購入しました。

刻印の字体変わった?
2022年の字体と雰囲気が違う気がするけど⇩

元値は6170円(※当時)でしたが、クーポンや還元などでリクシル直販でカートリッジ1本購入するより実質的に安く手に入れることができました。
カートリッジを直販より安く手に入れられた上、この商品の蛇口ヘッド部分が我が家の蛇口ヘッドに適合しており、かなりお得にカートリッジと蛇口ヘッドまで同時にすることができました。
蛇口ヘッドは3年ほど使用していると水垢がシャワー穴をふさぎ、水があらぬ方向に行って困っていました。

鉄サビもいっぱい流れて来てる・・・
カートリッジの値段(直販5170円+送料770円)を考えると、スパウトも含め6170円(コジマ元値※当時)は安いですよね。しかも正規品。
某プリンターメーカーと同様、本体価格を安くしカートリッジで利益を上げるビジネスモデルと思われ、リクシルは浄水スパウトとカートリッジのセットを安価で提供しているのだと思います。
この商品もいつ値上げ・直販化されるか分からないので買いだめしています⇩

蛇口ヘッド交換後、以前より切替レバーがやけに軽くなった気がして、ちゃんと浄水になっているかウォーターチェックで塩素確認してみました。(交換後4か月ほど経過しています)
塩素に反応してピンクに染まる試薬です。
原水の場合⇩原水を入れた瞬間鮮やかなピンクに。

交換後4か月ほど経過したカートリッジの水⇩

うっすらとピンクですが、ほぼ無色透明かと。
塩素試薬の口コミを見ると、カートリッジ交換の見極めに使用している人もいるようです。
カートリッジの交換時期は下のような目安になっています。(金額は直販価格)
| スタンダード | ||||
| 目安 | 交換サイクル/年間コスト | 販売価格/1本 | ||
| 家族人数 (使用量/日) |
従来タイプ JF-21 |
長寿命タイプ JF-K21 |
従来タイプ JF-21 |
長寿命タイプ JF-K21 |
| 5人以上 (20L) |
2ケ月ごと (年間6本) 30,360円 |
4ケ月ごと (年間3本) 28,050円 |
5,060円 | 9,350円 |
| 3~4人 (13L) |
3ケ月ごと (年間4本) 20,240円 |
6ケ月ごと (年間2本) 18,700円 |
||
| 1~2人 (10L) |
4ヶ月ごと (年間3本) 15,180円 |
8ヶ月ごと (年間1.5本) 14,025円 |
||
引用:オールインワン浄水栓用カートリッジ 長寿命タイプ【JF-K2系】/従来タイプ【JF-2系】 価格比較表
我が家は一日10リットルも使いません。
たぶん一日2リットル位だと思うので、単純計算で20か月後の交換でも良いのでしょうか??
塩素除去性能重視の人は、塩素試薬の結果を基準に交換しても良いかもしれません。
仮に20か月後まで塩素除去できていたとしても、私は蛇口内カートリッジ回りに菌やカビが繁殖しないか心配なので、半年に1回は交換したいです。