某ディスカウントストアの値下げ表示詐欺

ツレは「通気性が悪い」と言って、革靴でもなんでも、かかとをつぶして歩く。

いくら身だしなみに気をつかっても、性根のだらしなさというものは隠せないものだ。

「おしゃれは足元から」と言うが、人間の本質は足元に出るのかもしれない。

見る度に不愉快な気分になる。

「サンダルでも履いたら?」

ツレと私は、サンダルを求め某有名ディスカウントストアに行くことになった。

値下げシールが貼ってあり990円。

レジに持っていくと、ツレが何かを指さした。

私は何のことか分からなかったが、ツレが店員に指摘した。

「値下げされて990円なんで。」

「あっ、すいません。」

表示金額は1600円になっていた。

手打ちで990円に直されたが、それに消費税が課税された。

内心、「税込み表示じゃないの?」と思ったが諦めた。

店を出るとツレが、

「ああいう、値下げ表示詐欺結構あるよ。」

「普通バーコードリーダーで読み取る時に、値下げシール目に入らないのかな。」

「店員もグルだよ。あの店は要注意だね。」

スーパーの値下げ商品だと、バーコードリーダーが元値を読み取らないように、バーコードに赤線が引いてあったりするけど、そういう処置も無いから、非常に意図的なものを感じる。

そんな悪質な店なら消費税のこと指摘すれば良かったな。

家に帰り、私がツレに早速サンダルを履くよう言った。

「まだ寒いのに、今から履いたら変でしょ。」

みっともないから、さっさと履けよ!

値下げ表示詐欺

値下げ表示詐欺より腹が立った。

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