最近気づいたことがあります。
月経困難症の私が生理の時に痛み止めを飲まなくなっていたのです。
月経困難症とは
私の場合、腹部全体が慢性的に痛く、それに加えものすごい激痛が局所的に走ります。
例えるなら腹の中で雷が落ちるような感じ。
それと同時に腰も痛くてだるい。
生理の度に腰骨を抜き去りたい衝動に駆られます。
また、生理になるとお腹がゆるくなる傾向があり、お腹を下した時の痛みも併発。
気絶までは行きませんが、トイレで気が遠のく感覚を味わったことが何度かあります。
生理痛の思い出
夜中に彼氏の家で生理になり、痛み止めが無かったの時の悲惨さ・・・
バファリンくらいコンビニに置いてよ~!!
生理痛が酷いのに痛み止めを携帯していなかった私が悪いのですが・・・
あまりの激痛に「寮内の友達にバファリン持ってないか聞いてきて・・・」と彼に頼み聞いてもらったことがありました。
結果、誰も持っておらず始発の電車を待って、家にある痛み止めを飲みに帰りました💧
月経困難症を婦人科医に診てもらったことも
最初の頃は痛み止めを飲むことに抵抗があり、薬を飲まずにひたすら激痛に耐えていましたが、市販の痛み止めを飲むようになってからは服用から30分ほどでほぼ無痛状態になるので、薬って凄い!と毎月薬のありがたみを感じていました。
市販薬で痛みを取れていたので、すぐに医者に診てもらうことはしていませんでした。
しかし25歳の時、子宮がん検診のついでに生理痛も一緒に診てもらうことにしたのです。
「月経困難症」は、ひどい月経痛のため学校や仕事を休まなければならないなど、日常生活に支障を来す状態を指す。飯田橋レディースクリニック(東京都千代田区)の岡野浩哉院長は「月経困難症を治療せずに痛み止めだけを飲んでいると、将来妊娠しづらい体になる恐れがあります」と警鐘を鳴らす。
結婚、出産年齢が上がっている近年では、子宮内膜症や子宮筋腫による器質性月経困難症が重症化し、不妊の原因になることも多い。岡野院長は「月経困難症があったら必ず受診し、機能性か器質性かを見極め、早めに主治医と長期の治療プランを立てることが大事です」と話す。ホルモン療法などで症状を悪化させない治療を行えば、将来の不妊のリスクを減らせる可能性があるという。
妊娠、出産を経験すると子宮の血液循環が良くなり、月経血の排出も容易になるので、月経困難症が改善されることが多い。
出典:http://www.mochida.co.jp/naimakusho/comic/
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その時の婦人科医からは「生理痛は仕方ないかもしれないね。」と言われただけで、治療はありませんでした。
私の場合は子宮内膜症や子宮筋腫による器質性月経困難症ではなく、機能性月経困難症(器質性疾患無し)だったので、「仕方ない」と婦人科医に言われたのだと思います。
低用量ピルを飲んで生理痛を和らげる治療法もあったのでしょうが、低用量ピルは毎日服用が必要になるのと副作用も否定できないので、市販薬で充分と医師は判断したのでしょう。
私の場合、生理期間中は生理初日に1度だけ痛み止めを飲めば済んだので・・・
生理痛は年齢とともに軽くなる!
生理痛は歳を取るにつれ軽くなっていきます。
機能性月経困難症(原発性月経困難症)
※器質的疾患を認めないもの
※10代の終わりことからみられ30歳以降は少なくなります。
20歳~25歳がピークです。
※したがって30歳以降の患者や分娩を経験したことのある患者が月経困難症を訴えている場合はなんらかの器質的疾患があることを疑ったほうがいい思います。
器質的月経困難症(続発性月経困難症)
※子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮頸管狭窄、子宮発育不全、骨盤内炎症などのよる骨盤内うっ血によるものなどがあります。出典:https://www.hanaoka-ladiesclinic.com/gynecology/period.html
私もアラフォーになってようやく生理痛の激痛からやっと解放されました。
初潮から27年・・・途方もなく長い。
解放と言っても無痛というわけではありません。
痛み止めを飲まなくても耐えられる程度になっただけです。
長い歳月を待たなくても出産を経験していれば生理痛は軽くなっていたのでしょうが、出産を経験しないまま妊娠しづらい年齢になってしまいました。
それにしても2009年に改正薬事法(現在では薬機法)が施行されてコンビニにでの医薬品の取り扱いが解禁されたのに全然進んでないですよね~💦